CISが「実発電量」で結果を出すって本当?!沙良の勝手な分析!! その2など、元太陽光発電システムメーカー勤務の、平凡OLの沙良が、省エネ、節電に挑戦!! お小遣いを含め500万円を目指し奮闘します。 太陽光発電のマル秘裏話から、沙良の省エネ奮闘記。

CISが「実発電量」で結果を出すって本当?!沙良の勝手な分析!! その2

CISが「実発電量」で結果を出すって本当?!沙良の勝手な分析!! その2


先日、 「CISが「実発電量」で結果を出すって本当?!沙良の勝手な分析!!」という

ブログを書きまして、ものすごい反響を頂きまして

驚いています。


今日は、その2です。

あくまでも、私の勝手な分析です。寝言と思って聞き流してね

では、前回の続き。


solarfronteoer.jpg


CISの最大の特徴である、売り文句の「実発電量が違う!」

「太陽光に当たると出力が上がるという性質をもっているので、

実質的な発電量で結果を出すことができるのです」

「CIS太陽電池は太陽光に当てると、実際の出力が、定格出力に対し

10%近く上がったというデータが暴露実験により得られました。」と

書いてある。」


これが、私にはどうしても違和感がある。

個人的に、ソーラーフロンティアのCISには、興味があるし、

良い性能のシステムであり、これからの発電業界の牽引役になる

システムだと思っています。

決して嫌いではありませんよ,念のために!!


しかし、どうしても違和感があるのです。

それは、公称出力と実効出力

実効出力は認定機関が実際に測定した値。

公称出力はメーカー発表値です。

今まで、太陽光発電システムの各メーカーは、

この公称出力と、実効出力の差を、いかに小さく出来るかを

研究、開発してきました。

これは、お客様への安心と信頼のため。


当然、二つの値の差は小さいほど信頼できるのです。

嘘ではなかったということです。


それが、売電価格の変更により、儲かる、売れるといった事ばかりが先行して

しまったような気がします。


そこに登場したのが、ソーラーフロンティアです。


前回のブログに書いたようにシリコン系ではなくCIS。

この素材の違うモジュールに、今までの、ものさしで判断して良いのか?


公称出力、実効出力といった考え方で良いのか?


CISには「光照射効果」という現象が起きる。

太陽光に照射されて数日たつと出力性能が上がるという現象。

工場出荷時の測定結果よりも、10日以上照射を受けた段階での

測定結果の方が、出力が向上することが測定されているらしい。


この現象を売り文句として販売してるのなら、

このCISに関しては、公称出力に+5%くらいした値が公称出力なのでは、

ないかと勝手に思うのです。

この素材には、光照射効果という現象があるのですから!!


このプラスした値での公称出力から、実効出力を考えるべきでは?


事実、ソーラーフロンティアの導入しているシミュレーションの内容を

確認してみると!!



※発電量の計算には以下の5つの条件を使用しています。

●日射量データ:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
標準気象・日射データ(METPV-3)の日射量データ

●素子温度の上昇による損失 3~5月及び9~11月:
15%、6~8月:20%、12月~2月:10%

●パワーコンディショナ損失:5.5%

●その他の損失:5%

●光照射効果による発電量増:4%

※導入前電力料金単価は24円/kWhとして試算。

導入後契約プランは従量電灯B50A(中部電力)として試算。


たしかに光照射効果による発電量増:4%が、入っている数値となっている。


光照射効果を、シミュレーションに導入し、

実際、設置した方達の数値を見ると、まったく桁外れの数値ではなく

シミュレーション値に近くなっている。

ここまで、公表できるのなら、

なおさら、公称出力+光照射効果による発電量増:4%=公称出力。


こんな気がします。


あくまでも、私の勝手な寝言ですよ!!

聞き流してね!!







このエントリーにお寄せ頂いたコメント

このコメントは管理人のみ閲覧できます
at 2013/02/17(日) 10:36 |

モモナッツ様コメントありがとうございます。
前回のブログ内容は、謎というより私の違和感と公称、実効の考え方になります。
フロンティアとホンダ、まったく同じというわけでなく、フロンティアはCIS,ホンダはCIGSでGのガリウムの有無の違いになるのですが、もっと詳しく言えば、現在はフロンティアにもガリウムは含まれています。ただ、製造工程は、違います。ホンダのCIGS製膜法はスパッタ/セレン化法で低アルカリガラスを使用、車の塗装技術のNa添加法、CBD-InSバッファ層の採用と車の技術を使っています。
システム構成は、ホンダソルテックは、セルも並列、モジュールも並列の完全並列回路。
ソーラーフロンティアはセルは直列、モジュールは並列の組み合わせになっています。
たしかに、私たちが以前関わった、大型実証実験施設でのフィールドテストでも良い結果が出ていました。
モモナッツさんの問題は、現段階ではわかりませんね!
ホンダには、光照射効果がないのか?実発電量が低いのか?これも私には疑問があります。
公表の仕方でも違ってきます。
共通するシステム上の条件もデーターが無くわかりません。
ただし、私から言えることは同じメーカーであれば、さほど大差ないような気もしますが・・。
太陽光発電は、モジュール性能、パワコン性能などは物理学、波長域や量子力学などまで到達し
非常に難しくなります。少しだけ私のブログでもアップしてありますので以前のブログ見てみてくださいね。
しかし、ハード面は解りやすい部分もあるのです。
結局、いくら高性能のモジュールで発電していても、パワーコンディショナーが動かなければ意味がないのです。パワコンは電化製品なんです。モジュールからの電圧が届き、なお、パワコンが起動できる電圧にならないと動きません。
逆をいえば、語弊はありますが、積算発電量なんて、パワコンがいかに長く起動したか?です。
シリコンに比べ変換効率は、さほどではないが積算で変わってくるのはCISは電圧が高いのである程度
長く起動できるのかもしれません。
これが、日照条件には比例はしてくるはずです。
全メーカー別フィールドテストのデータもあるので調査しています。
もっと詳しい第3弾もアップ予定でいますが、物理学的な事を書くとまったくアクセスがありませんし、
コメントも皆無になります(笑)
かなり難しい内容になりますが・・。



沙良 at 2013/02/17(日) 22:03 | URL

このコメントは管理人のみ閲覧できます
at 2013/02/18(月) 02:17 |

貴重な情報ありがとうございます。
やはり起動電圧ですね、
パワコンの選定も代理店が今までのシリコン系と一緒に考えていたらダメですね。
製造の蒸気処理・・・色々気になることがあります。
モジュール自体の温度が関係するような気もしています。日射が一緒でも、発電量が高いときや低いときが
ありますし、データとにらめっこしてます。
なぜか、cisのみが極端になる日があるのです。
第3段は、近日中にアップします。
まずは、波長領域の違いからかな。
沙良 at 2013/02/18(月) 08:55 | URL

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